コンピュータや人工知能にはできない、この作業はまだまだ人間のほうが得意だと思われていたものが、人間の想像をはるかに超える速さで様々な技術が進歩し、次々と人工知能に代替されています。残念ながら、これまでの自分の学んだことを紙の上で再現するという教育が役に立たなくなってきました。人工知能に負けない力を付けるには、人間がどの部分で人工知能に勝るのかを考えなければなりません。どんなに時代が変わろうとも、みんなで一つのことを作り上げるのが社会です。正解がない共同作業において活躍できる力は人工知能では補うことができません。そこにこれからの時代を生き抜くためのヒントがあります。

一緒に働きたい、いてくれると心強いといった人工知能にない魅力を備えた人間を育てるには、感性の豊かさと経験量を増やす教育がカギです。よいものにたくさん触れていると、多くの人がいいねと感じる意見やアイデアを出すことができ、豊富な経験を積んで、気づきの引き出しを増やしておくと日常の中でも自分で課題を見つけて考えられる人になります。

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